株式会社ザイグー(以下「ザイグー」といいます。)は、ザイグーが提供するネーミングライツマッチングサービス(以下「namee」といいます。)についての利用規約をここに定めます。この利用規約およびこれと一体をなすものとして別途定める利用細則(以下、両者を合わせて「本規約」といいます。)は、nameeを利用するための契約の内容になるものであり、ザイグーとユーザー(第1条第1号で定義します。)は、このことに合意するものとします。
第1条(定義)
本規約において用いる用語の定義は次の通りとします。
- 「ユーザー」
以下の、nameeを利用するすべてのユーザー - 「会員」
本規約を承認の上、ザイグーが定める方法により、namee利用のためにオーナー登録などの会員登録を申し込み、ザイグーが承認した者 - 「モノ・コト」
nameeに掲載される商品名、サービス名、イベント名、企画等 - 「ネーミング」
nameeにおいて、モノ・コトに対して対価を払って実施するネーミング等 - 「オーナー」
モノ・コトの所有者、運営者 - 「ネーマー」
モノ・コトのネーミングを購入するユーザー - 「ゲストユーザー」
会員登録せずにnameeの一部を利用するユーザー - 「マッチング」
nameeにおいて、ネーマーが申込を行い、オーナーが承諾し、ネーミングの実施について合意すること - 「契約」
nameeにおいて、ネーマーがネーミングを申し込み、オーナーがこれを承諾したときに効力を生じる契約 - 「実施期間」
nameeにおいて、モノ・コト毎にオーナーが設定したネーミングの実施期間 - 「ネーミング料」
各ネーミングについて、オーナーが設定したネーミングの実施にかかる料金 - 「外部SNSサービス」
Facebook、その他の他の事業者が提供しているザイグー所定のソーシャル・ネットワーキング・サービスで、会員の認証、友人関係の開示、当該外部ソーシャル・ネットワーク内へのコンテンツの公開などの機能を持ち、nameeの実施に利用されるサービス
第1章 会員登録等
第2条(会員申込)
1項 nameeの会員となるには、本規約およびザイグーのプライバシーポリシーの内容をお読みいただき、本規約を遵守することに同意のうえ、ザイグーが提供する入力フォームにて所定の情報を提供する方法による会員登録への申込手続が必要です。入力に際しては、真正な情報を提供していただく必要があります。同一人が複数の会員登録をすることはできません。
2項 前項の申込に対してザイグーが承諾をした場合、承諾をした時点をもって会員登録手続は完了し、申込者は、この時点から会員としての地位を取得します。なお、ザイグーは、次の場合には申込に対する承諾を行いません。
- 申込の際にザイグーに提供された情報(以下「登録情報」という。)の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合
- 過去に会員資格を停止された、または停止事由に該当したことが判明した場合
- 第26条第1項に定める確約事項に違反するおそれが認められる場合
- 第27条に定める事由が認められる場合
- その他、ザイグーが登録を適当でないと判断した場合
3項 ザイグーは、前項の承諾をしない場合において、申込者にその理由を開示する義務を負いません。
第3条(会員IDおよびパスワードの管理)
1項 会員は、ザイグーから付与された会員ID、パスワード等(以下「会員情報」といいます。)の管理および保管を行う責任を負うものとします。会員は、設定したパスワードを定期的に変更して不正利用の防止に努めなければなりません。
2項 会員は、会員情報を第三者に利用させ、または譲渡もしくは担保設定その他の処分をすることはできません。
3項 会員情報の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等による損害の責任は会員が負うものとし、ザイグーは一切の責任を負いません。
4項 会員は、会員情報が第三者に漏えいした場合、あるいは会員情報が第三者に使用されている疑いのある場合には、直ちにザイグーにその旨を連絡するとともに、ザイグーの指示がある場合にはこれに従うにものとします。この場合、ザイグーはその会員情報を不正アカウントとして停止することができるものとします。
第4条(届出事項の変更等)
1項 会員は、会員申込の際にザイグーに提供した登録情報に変更があった場合は、遅滞なくザイグーに当該変更事項にかかる情報を提供するものとします。
2項 会員は、ザイグーから本人確認書類その他会員資格に関する情報の開示を求められた場合は、これに応じなければならないものとします。
第5条(退会)
1項 会員は、所定の手続により、会員登録を抹消(退会)することができます。
2項 会員が死亡した場合、その他本人の会員資格の利用が不可能となる事由があったときは、ザイグーは、当該会員がその時点で退会したものとみなし、会員情報の利用を停止します。
第6条(会員資格の停止、抹消)
1項 ザイグーは、以下の事由がある場合、会員に何ら事前の通知または催告をすることなく、会員資格を一時停止し、または会員登録を抹消することができるものとします。
- 会員情報およびnameeを不正に使用し、または使用させた場合
- ザイグーに提供された登録情報の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合
- ザイグー、他のユーザー、外部SNS事業者その他の第三者に損害を生じさせるおそれのある目的または方法でnameeを利用した、または利用しようとした場合
- 手段の如何を問わず、nameeの運営を妨害した場合
- 支払債務を期限までに履行しなかった場合
- 会員に対し、差押、仮差押、仮処分、強制執行、破産、民事再生、会社更生、特別清算の申し立てがなされた場合、または、会員が自ら破産、民事再生、会社更生、特別清算の申し立てをした場合
- ザイグーの定める回数以上のパスワードの入力ミスがある場合
- ザイグーの定める期間内にnameeの利用がなかった場合
- 登録したメールアドレスや電話番号が不通となり、ザイグーからの連絡が不可能となった場合
- 会員が本規約の条項に違反した場合
- ユーザーが登録した金融機関の口座に関し違法、不適切その他の問題があることが当該金融機関による指摘等により判明した場合
- 第26条第1項に定める確約事項に違反するおそれが認められる場合
- 第27条に定める事由が認められる場合
- その他、会員として不適格とザイグーが判断した場合
2項 マッチングした後に、会員が前項の各号に該当することが判明した場合、ザイグーは、(ⅰ)会員がネーマーの場合は、当該ネーミングを無効とし、払い込まれたネーミング料はザイグーの定める手続きにより返金し、(ⅱ)オーナーの場合は、モノ・コトの掲載を直ちに中止し、成立したネーミングを不成立とすることができます。
3項 ザイグーは、第1項各号に該当する合理的な疑いが生じた場合において、事実確認が完了するまで当該会員のnameeの利用を一時的に停止することができます。
4項 ザイグーは、本条に基づきザイグーが行った行為により会員に生じた損害について、一切の責任を負いません。
第7条(会員登録をしないサービス利用について)
1項 ユーザーは、ザイグーが認める場合に限り、ゲストユーザーとして会員登録をせずにnameeの一部を利用することができます。ゲストユーザーは、本規約およびザイグーのプライバシーポリシーの内容をよく読み、これらを遵守することに同意した場合に限りnameeを利用することができます。
2項 第2条2項各号に定める事由が認められる場合、ザイグーは、ゲストユーザーによるnameeの利用を承認しないことができます。その場合、ザイグーは、不承認の理由を開示する義務を負いません。
3項 ゲストユーザーが登録したメールアドレスは、第3条における会員情報に準じて取り扱われるものとします。
4項 第6条1項に定める事由が認められる場合、ザイグーは直ちにゲストユーザーのnameeの利用を停止することができるものとします。この場合の取扱いは、第6条2項から4項までの規定に準じることとします。
第2章 ザイグーの提供するサービス
第8条(nameeの内容)
nameeは、会員がオーナーとなり掲載したモノ・コト(ネーミング対象物:ネーミングをつけられるすべての物・事・事象全てを含みます)に対し、不特定多数のユーザーがネーマーとなり、モノ・コトに金銭的な対価を支払って、ネーミングを行うためのプラットフォームです。ただし、掲載できる内容についは上記で記載したネーミング対象物のみに限ります。
第9条(契約当事者)
1項 マッチングした場合、オーナーとネーマーとの間においてネーミング契約が成立します。プラットフォームの提供者であるザイグーは、契約の当事者とはなりません。
2項 ザイグーは、オーナーによるネーミングの不履行に備えて保険に加入することがあります。ザイグーの保険加入は、あくまで顧客サービスの一環であり、これによりザイグーが当該不履行について何らかの法的責任を負うことはありません。
第3章 オーナーに関するルール
第10条(利用資格)
1項 オーナーとして、モノ・コトを掲載するには、以下の条件を満たす必要があります。
- nameeの会員であること
- 20歳以上であること(未成年者である場合、法定代理人の個別の同意が確認できれば可)
- 日本国内に住所を有し、電話番号(携帯電話番号を含む)、本人名義の銀行口座および公的機関が発行している身分証(免許証、パスポート、健康保険証等)もしくは学生証を持っていること。ただし、ザイグーが個別に認めた場合に限り、日本国内に住所を有しないユーザーもオーナーとなることができます。
2項 オーナー登録への申込をしたユーザーは、ザイグーが必要と判断する場合、上記の証明書類又はザイグーが必要と認める情報や書類を提供しなければなりません。
第11条(オーナーの義務)
1項 オーナーは、モノ・コトの掲載及びネーミングを行うにあたり、特定商取引に関する法律、不当表示防止法、その他関係法令を自らの責任において遵守しなければなりません。以下の特定商取引に関する法律に基づく「販売業者」に該当する場合は、それぞれの許認可等の証明をザイグーに提出し、特定商取引に関する法律に基づく表記を、モノ・コト掲載ページもしくはオーナーのプロフィールページ等から遷移できる箇所に掲載する必要があります。
- 中古品:古物商許可証
- 酒類:通信販売酒類小売業免許
- 日食品:食品衛生法上に基づく営業許可
- 医療品・医療機器:医薬品医療機器等法における許可
- その他、法令諸規則において利用資格等が必要である場合
2項 オーナーは、掲載するモノ・コトを、自らが主体として所有、運営し、マッチングの際にネーミングの履行が確実であることが求められます。原則として、履行が不確実なモノ・コトの掲載はできませんが、天候、その他社会的事情など、やむをえず履行が不能になった場合については、その旨を直ちにザイグーに知らせ、ネーマーへの返金に応じなければならないこととします。
3項 オーナーは、いかなる理由においても他者(個人・法人を含む)のなりすましをしてはいけません。また、オーナーは、会員登録及びモノ・コト掲載において、個人・団体の名称を含む事実関係のすべてについて、真実を記載しなければなりません。
4項 モノ・コトとは、その内容が具体的に特定される必要があり、所有物の事実確認や著作権の侵害にあたるかなど、事実確認を行うための書類を提出する必要があります。また、モノ・コトに掲載する期間や内容、ネーミング料との関係等について、相互に矛盾又は誤解を招く内容の記載は禁止されます。 ネーミングの内容と関係性の認められない画像の使用はできません。
第12条(禁則事項)
下記に該当するモノ・コトやネーミングは、nameeに掲載することができません。
- モノ・コトが、法令違反に該当し、またはそのおそれのある場合。
(例)- 凶器、銃器類
- 覚せい剤、麻薬、向精神薬、毒物、劇物等
- タバコ、ニコチン含有液体
- 火薬類
- 象牙等、種の保存法で禁止される製品
- 売春もしくは性道徳に反する行為
- 賭博、富くじの売買やこれに関係する行為
※以上はあくまでも例示にすぎません。法的規制の有無及びその履行については支援契約の当事者であるオーナーがその責任において実施しなければならず、ザイグーはその責任を負いません。
- ネーミングの履行において、法令等を遵守していない、またはそのおそれがある場合。
(例)- 著作権を含む一切の知的財産権を侵害する行為
- 食品衛生法、食品表示法上の義務に反する態様での食品の取扱い
- 酒税法上の義務違反する態様での酒類の取扱い
- 電波法上の規制に則らない通信機器の販売 ・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の定める規制に反する化粧品、医療品等の取扱い
- 医薬品医療機器等法に定める規制に反する医薬品、医療機器等の取扱い
- 動物取扱業に関する規制に違反する対応での動物の取扱い
- 旅行業法、道路運送法等の規制に反する観光サービスの提供や取扱い
※以上はあくまでも例示にすぎません。法的規制の有無及びその履行については支援契約の当事者であるオーナーがその責任において実施しなければならず、ザイグーはその責任を負いません。
- モノ・コトの内容やネーミングの履行において、肖像権、プライバシー権、人格権、等々、あらゆる他人の権利を害し、またはそのおそれのある場合
- モノ・コトの内容やネーミングの履行において、国籍、民族、人種、社会的身分、性別、思想、信教、病歴、教育、年齢などによる差別的表現行為に該当、またはその虞のある内容を含む場合
- モノ・コトの内容やネーミングの履行において、青少年の保護・育成の観点から不適切な物やサービスの提供や表現であると認められる場合。
- モノ・コトの内容やネーミングの履行において、政治活動や宗教活動を目的とする、またはそのおそれがあると認められる場合
- モノ・コトの内容やネーミングの履行において、nameeそのものやザイグーの掲げる理念等と相容れないと認められる場合
- その他、ザイグーが不適切であると判断する場合
第13条(申込と掲載)
1項 オーナーとしてモノ・コトを掲載するには、ザイグーが定める事項を入力フォームに入力して申込をするものとし、それをもとに掲載における審査をおこないます。また、ザイグーからの個別の求めがある場合には、別途必要な情報や書類の提出をしなければなりません。
2項 ザイグーは、次の事情が判明した場合には、モノ・コトの掲載を不承認とすることがあります。
- 第10条の利用資格を有することが確認できない場合
- 申込時に申請した情報に事実に反する内容が含まれている場合
- モノ・コト及びネーミングの内容が前条に定める禁則事項に抵触する場合
- 第6条1項に定める会員資格の停止事由のあることが判明した場合
- その他、ザイグーがモノ・コトの掲載が不適当であると判断した場合
3項 モノ・コトが掲載された後において、前項の各号記載の事情が明らかとなった場合、ザイグーは当該モノ・コトの掲載を不承認とし、掲載を中止することがあります。
4項 モノ・コトが掲載された後において、第2項の各号記載の事情が合理的に疑われる場合、ザイグーは、事実関係の確認に必要な間、モノ・コトの掲載を一時中止することがあります。オーナーは、ザイグーの事実関係の確認に必要な協力をしなければなりません。
5項 ザイグーは、第2項から第4項までに規定する事情により、申込を不承認又は掲載を中止した場合において、その理由を開示する義務を負いません。
6項 ザイグーは、本条に基づきザイグーが行った行為により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。
第14条(オーナーに発生する手数料)
マッチングした場合、オーナーは、ザイグーに対して、手数料及び決済手数料としてネーミング料の一定割合の金額を支払う義務を負うものとします。手数料及び決済手数料の割合及びその支払時期方法については、細則において定めるものとします。
第15条(ネーミングの履行)
1項 オーナーは、マッチングした場合、あらかじめ設定した内容に沿って、ネーミングを履行するものとします。
2項 オーナーは、諸般の事情により履行遅延もしくは履行不能が生じる場合には、直ちにザイグーにその旨を連絡し、モノ・コト掲載時に定めた履行日の変更もしくは返金手続について、誠実に対応しなければならないものとします。ザイグーは、かかる履行遅滞もしくは履行不能について一切責任を負わないものとします。
第16条(モノ・コト掲載のキャンセル)
nameeに掲載が開始されたモノ・コトは、ザイグーの承諾なく掲載を取り下げること、および、掲載期間やネーミング料、ネーミング内容等を変更することはできません。ただし、やむを得ない理由でネーミングの実施ができないとオーナーが判断し、直ちにザイグーにその旨を連絡したうえで、ザイグーが承諾した場合に限り、モノ・コトの掲載を終了することができます。
第17条(モノ・コト及びネーミングに関するトラブル)
1項 オーナーとネーマの間で発生するトラブル、その他紛争については、第9条1項に基づき、当事者であるオーナーとネーマーとの間で解決すべき問題であり、ザイグーはこれに関して一切責任を負いません。ただし、当該トラブル等が当社の故意又は重過失に起因する場合はこの限りではありません。
2項 ザイグーは第18条の定めにより、事実関係を確認した上で、原因によってはトラブルの解決又は事態の前進のための働きかけを行うなど、社会通念に従って誠実に対応いたします。
第18条(トラブル時のnameeへの協力)
ザイグーは、nameeの健全性を確保する見地から、当該当事者に事実関係の確認をする場合があり、ユーザーはザイグーの事実確認に協力しなければなりません。
第19条(ネーミング料の支払)
1項 オーナーは、ザイグーに対して、ネーマーから支払われるネーミング料をオーナーに代わって受領するための代理受領権限を付与するものとします。ザイグーが、ネーミング契約に基づきネーマーより支払われるネーミング料を、オーナーに代わって受領した時点で、ネーマーの支払義務の履行が完了したものとします。
2項 ザイグーは、モノ・コト掲載時に定められた方法により、オーナーがネーミングを履行したことを証明し、ネーマー及びザイグーがこれを確認したとき、ザイグー所定の方法にてネーマーから代理受領したネーミング料を支払います。この場合の振込手数料はザイグーが負担します。
3項 ザイグーは、オーナーへのネーミング料の支払に際して、オーナーがザイグーに支払うべき手数料その他の一切の債務を差し引くものとします。ネーミング料の支払方法、手数料等については、細則に定めます。
第4章 ネーマーに関するルール
第20条(利用資格について)
1項 ネーマーとしてネーミングを実施するには、原則として日本国内に住所を有している(住民票があることを意味します。)必要があります。ザイグーが個別に認めた場合に限り、日本国内に住所を有しないユーザーもネーマーとなることができます。
2項 ネーマーとなるユーザーは、ザイグーが必要と判断する場合、住民票の写し又はザイグーが必要と認める書類を提供しなければなりません。
第21条(ネーミングの申込)
1項 ネーマーは、ザイグーの定める方法によりネーミングへの参加を申し込むことができます。申込が完了し、オーナーとマッチングした時点で、ネーミングが成立することを条件とするネーミング契約が成立します。
2項 ザイグーは、第6条1項記載の事由が認められる場合、前項の申込を拒絶することができます。
3項 ネーマーは、申込をするにあたり、対象のモノ・コト毎にnamee上で表示される利用条件を理解のうえ同意する必要があり、申込をしたネーマーはこれに同意したものとみなされます。
第22条(ネーミングのキャンセル)
1項 ネーマーは、オーナーとのマッチングが成立した後に、そのネーミングをキャンセルすることができません。ただし、ザイグーが個別に認めた場合に限り、キャンセルが可能となります。
2項 ザイグーにおいて次の事実を認める場合には、そのネーミングはキャンセルされます。
- マッチングした後、30日を越えてもザイグー所定の方法によるネーミング料の決済手続が完了しない場合
- オーナーによるネーミングの履行が不可能若しくは著しく困難である場合
第23条(ネーミングの取得)
1項 マッチングが成立した場合、当該モノ・コトをしたネーマーは、ザイグー所定の方法によるネーミング料の決済手続が完了することを条件として、オーナーに対し、各モノ・コトにおいて定められたネーミングを行う権利を有するものとします。
2項 ネーマーは、選択したモノ・コトのネーミングの変更・キャンセル・返金要求はできません。ただし、オーナーとネーマーとの個別の合意がある場合にはその合意が優先します。
3項 ネーミングの履行は、オーナーがネーミング契約に基づいて履行の責任を負うものであり、ザイグーはその履行及び不履行による損害賠償責任を負いません。
第24条(ネーミングの不履行、履行不能の場合等)
1項 やむをえない事由によってネーミングが不履行となった場合、その他本規約が定める規定によりモノ・コトが不掲載となった場合には、ザイグーは、ザイグー所定の方法によるネーミング料の決済手続が完了しているネーマーに対し、ネーミング料を返金します。
2項 前項の場合の送金手数料は、ザイグーが負担します。
第25条(ネーミング料の支払)
ネーマーはザイグーの定める方法によりネーミング料の支払をします。ネーミング料は、オーナーに代わりザイグーが受領します。ネーマーが、ザイグーに対してネーミング料を支払ったことをもってネーマーの支払債務が履行されたものとします。
第5章 全てのユーザーについてのルール
第26条(反社会的勢力等の排除)
1項 ユーザーは、暴力団、暴力団員および暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業に属する者、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等、テロリスト等、日本政府または外国政府が経済制裁の対象として指定する者(以下上記の9者を総称して「暴力団員等」といいます。)、暴力団員等の共生者、その他これらに準ずる者(以下、上記のすべてを総称して「反社会的勢力等」といいます。)のいずれかにも該当しないこと、かつ将来にわたっても該当しないこと、および自らまたは第三者を利用して、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為、風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いてザイグーの信用を毀損し、またはザイグーの業務を妨害する行為、その他これらに準ずる行為(以下総称して「不当な要求行為など」といいます。)を行わないことを確約することとします。
2項 前項に定める「暴力団員等の共生者」とは、以下のいずれかに該当するものをいいます。
- 暴力団員等が、経営を支配していると認められる関係を有する者
- 暴力団員等が、経営に実質的に関与していると認められる関係を有する者
- 自己もしくは第三者の不正の利益を図る目的、または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有する者
- 暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有する者
- 暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有する者
- その他暴力団員等の資金獲得活動に乗じ、または暴力団員等の威力、情報力、資金力等を利用することによって自ら利益拡大を図る者
3項 ユーザーが本条1項の確約事項に違反する場合、ザイグーは、当該ユーザーに対して、直ちにnameeの提供を停止するものとします。この場合、ユーザーに損害等が生じた場合でも、当該損害等について、ザイグーおよび決済代行事業者、提携カード会社その他の第三者に一切の賠償請求をすることはできません。
第27条(禁止行為)
1項 ユーザーは、nameeの利用にあたって、以下各号のいずれかに該当する行為、あるいはそのおそれがある行為を行ってはならないものとします。
- nameeを不正の目的をもって利用する行為
- ザイグー、他のユーザー、その他の第三者の知的財産権、肖像権、パブリシティ権その他の権利を侵害する行為
- ザイグー、他のユーザー、その他の第三者の名誉もしくは信用を毀損し、またはプライバシーを侵害する行為
- 詐欺等の犯罪に結びつく行為
- コンピュータウイルスなど有害なプログラム等を送信もしくは提供する行為、または推奨する行為
- ザイグー、他のユーザー、その他の第三者の情報を改ざん、消去する行為
- ザイグー、他のユーザー、その他の第三者の設備を不正に利用し、またはその運営に支障を与える行為
- 法令、本規約もしくは細則または公序良俗に違反する行為
- nameeの運営を妨害する行為
- (nameeにおけるメッセージ機能を、本サービス以外の目的に使用する行為
- (その他ザイグーが不適当と判断する行為
2項 ユーザーが前項各号のいずれかに該当する行為を行ったことにより、ザイグーが何らかの損害を被った場合、ザイグーは当該ユーザーに対して損害賠償の請求ができるものとします。
第28条(個人情報の取扱い)
1項 ザイグーは、ユーザーから提供された個人情報をnameeの提供に必要な範囲およびザイグーのプライバシーポリシーで定められた目的の範囲で使用することができるものとし、ユーザーは、このプライバシーポリシーに従ってザイグーがユーザーから提供された個人情報を取扱うことについて同意します。
2項 ネーマーは、nameeにおいてネーミング契約が成立した場合、オーナーに対して、必要に応じて、ネーマーの氏名、住所、その他必要な情報を提供することに同意するものとします。
3項 ザイグーは、オーナーによるネーミングの不履行に備えて保険に加入することがあり、当該保険金の請求手続を目的として、必要な範囲で、ユーザーの氏名、住所、モノ・コトの情報、ネーミング内容等の必要な情報を提供する場合があり、ユーザーはこの情報提供について同意するものとします。
第29条(機密保持)
1項 本規約において「秘密情報」とは、利用規約またはnameeに関連して、ユーザーが、ザイグーより書面、口頭若しくは記録媒体等により提供若しくは開示されたか、または知り得た、ザイグーの技術、営業、業務、財務、組織、その他の事項に関する全ての情報を意味します。ただし、(1)ザイグーから提供若しくは開示がなされたとき又または知得したときに、既に一般に公知となっていた、または既に知得していたもの、(2)ザイグーから提供若しくは開示または知得した後、自己の責めに帰せざる事由により刊行物その他により公知となったもの、(3)提供または開示の権限のある第三者から秘密保持義務を負わされることなく適法に取得したもの、(4)秘密情報によることなく単独で開発したもの、(5)ザイグーから秘密保持の必要なき旨書面で確認されたものについては、秘密情報から除外するものとします。
2項 ユーザーは、秘密情報をnameeの利用の目的のみに利用するとともに事前の書面による承諾なしに第三者にザイグーの秘密情報を提供、開示または漏洩しないものとします。
3項 前項の定めに拘わらず、ユーザーは、法律、裁判所または政府機関の命令、要求または要請に基づき、法的根拠のある範囲内にて秘密情報を開示することができます。ただし、ユーザーは、当該命令、要求または要請があった場合、速やかにその旨をザイグーに通知しなければなりません。
4項 ユーザーは、秘密情報を記載した文書または磁気記録媒体等を複製する場合には、事前にザイグーの書面による承諾を得ることとし、複製物の管理については第2項に準じて厳重に行うものとします。
5項 ユーザーは、ザイグーから求められた場合にはいつでも、遅滞なく、ザイグーの指示に従い、秘密情報並びに秘密情報を記載または包含した書面その他の記録媒体物およびその全ての複製物を返却または廃棄しなければなりません。
第30条(連絡/通知)
ユーザーは、nameeに関する案内、システムメンテナンスに関する告知、その他ザイグーからユーザーに対する連絡または通知は、Eメール等ザイグーの定める方法で配信することを了承するものとします。ザイグーからユーザーに対する連絡または通知は、ユーザーがザイグーに申請した連絡先に発信することにより、ユーザーに通常到達すべきときに到達したとみなされるものとします。
第31条(nameeの変更、追加または廃止)
1項 ザイグーは、いつでもnameeの内容を変更、追加(以下、「変更等」という。)または廃止することができるものとします。nameeの変更等がユーザーに重大な影響を及ぼす場合は、nameeウェブサイトに当該変更等の内容を掲載してお知らせします。また、nameeの廃止は、ザイグー所定の方法により事前にユーザーに通知するものとします。
2項 ザイグーは、本条に基づきザイグーが行った措置によりユーザーに生じた損害には一切責任を負いません。
第32条(nameeの停止)
ザイグーは、次の各号のいずれかに該当する場合には、ユーザーに事前に通知することなく、nameeの一部または全部を停止または中断することができるものとし、当該停止または中断によりユーザーに生じた損害には一切責任を負いません。
- nameeの提供のための装置、システムの保守または点検を行う場合
- 火災、停電、地震、天災、システム障害等により、本サービスの運営が困難な場合
- 外部SNSサービスに、トラブル、サービス提供の中断または停止、nameeとの連携の停止、仕様変更等が生じた場合
- その他、ザイグーが停止または中断をやむをえないと判断した場合
第33条(免責)
1項 nameeは、ユーザーが、オーナーまたはネーマーとして取引を行う場を提供するものであり、ユーザーに対して、ネーミングが予定通り実行されることを保証するものではありません。
2項 nameeに関連して、オーナーとネーマーの間を含む、ユーザー同士の間で生じたトラブルに関しては、第17条より、事実関係を確認した上で、原因によってはトラブルの解決又は事態の前進のための働きかけを行うなど、社会通念に従って誠実に対応いたします。ユーザー間トラブルはユーザーの責任において処理、解決するものとし、ザイグーはかかる事項について一切責任を負わないものとします。ただし、当該トラブル等が当社の故意又は重過失に起因する場合はこの限りではありません。
3項 nameeは、外部SNSサービスと連携することがありますが、かかる連携を保証するものではなく、nameeにおいて外部SNSサービスと連携できなかった場合でも、ザイグーは一切の責任を負いません。nameeが外部SNSサービスと連携している場合において、ユーザーは外部SNSサービスの利用規約を自己の費用と責任で遵守するものとし、ユーザーと当該外部SNSサービスを運営する外部SNS事業者との間で紛争等が生じた場合でも、ザイグーは当該紛争等について一切の責任を負いません。
4項 ザイグーは、ユーザーがnameeを利用する際に、コンピュータウイルスなど有害なプログラム等による損害を受けないことを保証しないものとします。
5項 ザイグーは、ユーザーがnameeを利用する際に使用するいかなる機器、ソフトウェアについても、その動作保証を一切しないものとします。
6項 ザイグーは、ユーザーがnameeを利用する際に発生する通信費用について、一切負担しないものとします。
7項 ザイグーは、ザイグーの故意、重過失がある場合を除き、ユーザーの逸失利益、間接損害、特別損害、拡大損害、弁護士費用等を賠償しないものとし、何らかの理由によりザイグーが責任を負う場合でも、ザイグーはユーザーの損害につき、ユーザーがザイグーにnameeの対価として支払った総額を限度額として、それ以上の賠償する責任を負わないものとします。
8項 nameeの基準時間は、ザイグーのサーバー、システムで管理する時間とし、実際の時間やnameeで表示する時間とは一致しないもしくは動作しない場合があります。ユーザーはあらかじめこれを了解の上でnameeを利用するものとします。
9項 ユーザーは、nameeの利用に関連して課税が生じることがあることを認識してnameeを利用するものとします。ザイグーは、当該課税に関し一切関与しないものとし、課税の有無や課税額等については、ユーザー自らが、自らの責任で確認および対応するものとします。
10項 当社の故意または重大な過失に起因して生じた損害については、本条各項の限りで はありません。
第34条(権利帰属)
1項 nameeウェブサイトおよびnameeに関する所有権および知的財産権は全てザイグーまたはザイグーにライセンスを許諾している者に帰属しており、本規約に定める登録に基づくnameeの利用許諾は、nameeウェブサイトまたはnameeに関するザイグーまたはザイグーにライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではありません。ユーザーは、いかなる理由によってもザイグーまたはザイグーにライセンスを許諾している者の知的財産権を侵害するおそれのある行為(逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリングを含みますが、これに限定されません。)をしないものとします。ただし、モノ・コトについてオーナーが提供した写真等の素材やネーミングの対象となる商品またはサービスについての権利は、オーナーまたはオーナーにライセンスを許諾している者に留保されるものとします。
2項 nameeウェブサイトおよびnameeにおいて、ユーザーが投稿その他送信を行った文章、画像、動画その他のデータ(前項但書に定めるものも含む)については、ザイグーにおいて、無償で自由に利用(複製、複写、改変、第三者への再許諾その他のあらゆる利用を含みます。)することができるものとします。
3項 ユーザーは、ネーミング内容について、ザイグー、オーナーその他の第三者の名誉その他の権利ないし利益を侵害するものでない限り、ザイグーの定めるネーミングのURLおよび埋め込みコード、タイトル、概要のテキストおよび画像、オーナーのプロフィールをインターネットおよび外部SNSサービス上で転載することができるものとします。また、これら以外の紙面媒体等への転載については、ザイグーの承諾を得るものとします。
第35条(本規約の変更)
ザイグーは、本規約を変更することができるものとします。ザイグーは、本規約を変更した場合には、ザイグー所定の方法によりユーザーに当該変更内容を通知または nameeウェブサイトにて公表するものとしとします。但し、法令上ユーザーの同意が必要となるような内容の変更の場合は、ザイグー所定の方法によりユーザーの同意を得るものとします。
第36条(地位の譲渡等)
1項 ユーザーは、ザイグーの書面による事前の承諾なく、利用規約上の地位または本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
2項 ザイグーは、nameeにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い利用規約上の地位、本規約に基づく権利および義務並びにユーザーの登録情報その他の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、ユーザーは、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
第37条(一部無効等)
1項 本規約の一部の規定の全部または一部が法令に基づいて無効と判断された場合であっても、当該規定は元の意思にできる限り沿うように解釈されるものとし、当該規定の無効部分以外の部分および本規約のその他の規定は有効とします。
2項 本規約の規定の一部があるユーザーとの関係で無効とされ、または取り消された場合でも、本規約はその他のユーザーとの関係では有効とします。
第38条(準拠法および合意管轄)
1項 本規約の準拠法は日本法とします。
2項 本規約に関して紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
- 以上
- 2020年7月1日制定
細則
この細則は、利用規約の規定に基づき、利用規約と一体をなすものとして、株式会社ザイグー(以下「ザイグー」といいます。)が提供するネーミングライツマッチングサービス(以下「namee」といいます。)の利用に関する必要な事項を定めるものです。利用規約およびこの利用細則は、nameeを利用するための契約の内容になるものであり、ザイグーと利用規約第1条第2号で定義するユーザーは、このことに合意するものとします。 本細則における用語の定義は、特段の定めのない限り利用規約に定める通りとします。
第1条(オーナーに発生する手数料)
1項 nameeの手数料及び決済手数料(以下「手数料等」といいます。)は次の通りとします。ただし、ザイグーとオーナーとの間に手数料等の料率について別途合意がある場合は、当該合意の内容が優先されるものとします。
名称 | 手数料(税別) | 決済手数料(税別) |
namee | 15% | 3.6% |
2項 手数料等の支払時期は、第3条に定めるネーミング料の支払日と同日とします。ザイグーは、手数料等を、第3条に定めるネーミング料から差し引くものとします。
第2条(ネーミングのキャンセル)
1項 nameeにおけるネーミングが、マッチングの後にキャンセルされた場合のキャンセル料は、次の通りとします。
オーナーの事由によるキャンセル | ネーミング料の0%
(入金済みの場合には全額をネーマーに返金します。) |
ネーマーの事由によるキャンセル | ネーミング料の100%
(オーナーに対して、第1条に規定する手数料等を差し引いた額を支払うこととします。) |
2項 ネーマーは、ザイグーからのキャンセル料の請求を受けた後、速やかにザイグーの指定する銀行口座に振り込む方法によりキャンセル料を支払うものとします。ザイグーは、キャンセル料の入金を確認した後、当該ネーミングのキャンセル処理を行います。
第3条(ネーミング料の支払)
1項 ザイグーは、各ネーミングがマッチングした場合、オーナー及びネーマーに対し、その旨を通知することとします。ネーマーは、通知を確認後、ザイグー所定の方法でネーミング料の支払を行うものとします。
2項 ザイグーは、ネーミング料の入金を確認した後、オーナー及びネーマーに対し、その旨を通知することとします。
2020年7月1日 制定